悲劇のディズニーキャラクター(岩槻店)

こんにちは

この間のシルバーウィーク中にディズニーシーへ行ってきました。

私は自他とも認めるディズニーファンなのですが、たくさんいる

キャラクターの中でもお気に入りなのが、

「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」です。

このオズワルドは、ミッキーマウス誕生以前の1927年にウォルトが

発案したキャラクターです。

1927年から1928年にかけて、ウォルト・ディズニーはオズワルドの

短編シリーズを26本製作し、たちまち全米で大人気のキャラクター

になりました。

ある時、オズワルドの作品の配給元であるユニバーサルとディズニーは

所有権をめぐって対立してしまいました。

結局、版権はユニバーサルの手に渡ってしまい、ディズニーは倒産の

危機に陥ってしまいました。

その中で生まれたのが今の「ミッキーマウス」です。

一方で、ユニバーサルも人気キャラクター「ウッドペッカー」登場しました。

その大ヒットの影で人気を失ったオズワルドは、1943年を最後に製作される

ことなく、表舞台から消えていきました。

これは噂話とされていますが、ウォルトの遺言のひとつとして

「いつかオズワルドを取り戻せ」と。そのくらい、思い入れのあるキャラクター

だったようです。

そして、半世紀以上の時を経て、2006年にディズニーに戻ってきたのです。

任天堂から出ているディズニーのゲームの中で、オズワルドはミッキーに向けて

とても印象的な言葉を投げかけます。

 

「そうさ!きみには帰る場所がある!ぼくにだって昔はあったんだ!

たいしたものじゃないけど、ぼくらの場所だった!

きみには・・・きみにはなんでもある!家族!友だち!ファン!

ファンはぼくを忘れた!でも、きみのためには、なんでも

おしみなくつぎこんだ!」

 

現在、オズワルドはディズニーシーで人気のキャラクターで、

グッズもあり、たくさんのファンがいます。

しかし、オズワルドにはそんな悲しい歴史と復帰の

物語があるのです。

そう思うと、このキャラクターが愛おしく感じられ、ますます好きに

なってしまうのです。

ぜひ、皆さんもディズニーシ―に行った際は、注目してみて下さい。

 

 

岩槻店 湯本

 

 

 

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2015年10月1日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:岩槻

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