ヒートショックにご注意(仙台南店)

 みなさん、こんにちは

先週の木曜日のブログでお話した温泉の話にちなんで、今の時期気をつけていただきたいことをお話しします

 

 みなさんは「ヒートショック」という言葉を聞いたことはありますか?

冬の時期、暖房などで部屋などは温めますが、脱衣所や浴室に暖房器具を置いて暖める家庭は

少ないと思います暖かい部屋から寒い脱衣所に行き、そして熱い湯船に入るという動きの中で、

急激な体温の変化が短時間のうちに起こり、これに伴って血圧の急激な上昇

下降が起こりますこれを「ヒートショック」と呼びます

 このヒートショックが身体に大きな負担をかけ、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こす可能性があります

 

 血圧の上昇、下降がどのような状況で起こっているかといいますと・・・

〇まず、寒い脱衣所で衣服を脱ぐと、熱を奪われないようにする為、毛細血管が収縮し血圧が上昇します。

〇熱い湯船に入ると交感神経が緊張する為、血圧が急激に上昇します。

ここでさらに、肩までどっぷりつかってしまうと、心臓に負担がかかりさらに上昇してしまいます

〇その後湯船で温まると血管が拡張し、血圧が下降します。

〇入浴後、脱衣所が寒いと温まった身体が冷えてしまう為、毛細血管が収縮し血圧が上昇します。

このように一連の流れを見ただけでも、血圧の上昇下降が短時間で起こっていることが

分かりますね

 

 ではどのようにすれば「ヒートショック」を防ぐことができるのでしょうか?

脱衣所を暖房器具で暖めたり、浴室はあらかじめ熱いシャワーをまくなどして暖める

こうすることで部屋との温度差を少なくすることができます

湯船には手や足といった末端部分からかけ湯をしてから入り、湯の温度も熱くしすぎない。

(ぬるめの38~40℃くらいが良いそうです

入浴後にはコップ一杯の水分を補給する

 

 お風呂は心身の1日の疲れをとってくれますぜひご家族で話をし、安全で快適な入浴をしましょう

仙台南 川井 志穂

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2014年2月20日 | コメント/トラックバック(2) |

カテゴリー:仙台南

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コメント

  1. K・T より:

    ヒートショック怖いですね! 寒い日々です。よくよく気をつけて暮らします。
    くわしく教えていただいて良かったです。
    いつもありがとうございます。

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  2. 仙台南 川井 志穂 より:

    コメントありがとうございます!!
    一番風呂は気持ち良いですが、冷えきった浴室は危険ですので、
    まずはシャワーのお湯で充分に暖めてからがオススメです。

    寒い季節ももう少し!早く春が来て欲しいですね☆★

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